ピアノ・レッスン

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 桜満開、夜も月がとてもきれい。春爛漫でいいかんじだけど、花粉症なのがツライ。
 ピアノの練習再開する。料理といっしょで、受身でいるより、実践することが楽しい。ピアノも料理も自分でやってみると、曲の聴き方も、レストランでの料理の食べ方も変わってくるなあと思う。自分が少しずつ変わっていくようでおもしろい。
 ピアノ曲、一つはバッハのインヴェンションをすることに決めていた。これは一からやりなおし。大人のレッスンなので先生がいちいち曲を指定してくれるのではなく、自分で選んでいいですよといわれたので。でももう一曲が決まらない。先生にそういわれるとかえってなかなか決められず、宿題になってしまった。
 今は楽譜もネットでダウンロードできるのね。試聴もできるので、曲を聴いてみて、「いいかも?」と思った曲も、楽譜をみて「無理!」ってなったり。なかなか決まらない。クラシックにするのは決めていたのだけど、迷っているうちにさらに迷いはじめる。とにかく、ベートーベンやショパンやモーツァルトあたりで弾けそうな曲をみても聞いても、今ひとつピンとこない。ブラームスとかリストは楽譜が難しすぎる。さんざん迷ったけど、今自分の感覚とぴったり合っているのがとにかくバッハなので、もう一曲もバッハにした。
 譜読みは大変だけど、ピアニストが弾いた曲を頭の中でリフレインしていると、なんとなく曲のイメージがつかめてくる。最初は「もういや〜」ってなっても次に練習するときは、少しずつ弾けるようになっている。もっと練習時間を増やせばもっと早く上達するのでは?と思うのだけれど、4月に入ってからはさらに忙しくなり、1週間に1回だけでも練習するのが精一杯だったりする・・・。次のレッスンまでに体裁を整えられるのか、とっても自信がありません。

ピアノ・レッスン」への6件のフィードバック

  1. 黒江

    ピアノは自分で弾くのはつらそうなんですが、人が弾いているのはいいなあと思います。
    もう一曲は何の曲にしたのか興味があります。

  2. kiryn

    黒江さん
    こんにちは。
    ピアノ、人が「上手に」弾いているのはいいですよね。練習段階の姿は見せられませんわ。といっても、音はご近所様にダダ漏れなのですが。
    もう一曲もバッハです。トッカータとフーガの何たらというやつです。ピアニストの弾く音をきいて「すてき!」、譜面をみて「弾けるかも?」と思った次第です。ただいま譜面とむきあって悪戦苦闘中です(1年計画くらいで弾けるようになればいいかと…)

  3. keiko

    こんにちは。
    バッハしか弾く気になれない時、
    私もありました。割と自己完結モードな時(笑)だったような記憶が
    ありますが。。。
    インヴェンションもトッカータとフーガも、本当にいいですよね。
    練習、頑張ってください^^

  4. kiryn

    Keikoさん
    そうか、今のわたしも「バッハしか弾く気になれないという時」なのですね。ついでにipodでもバッハよく聴いてます。「バッハしか聴く気になれない時」かもしれません。
    「自己完結モード」っておもしろいですね。どんなかんじかしらん?
    わたしは、どうだろう? 何が気に入ってるのかな?
    音の響きも心地よいのですが、それ以外にも、バッハの楽譜がとにかく美しくみえます。
    インヴェンションの対位法もそうだけど、トッカータとフーガも、楽譜がとにかくきれい。
    あれは理にかなった美しさなのかな。情感をこめる弾き方にならないところも気に入っています。
    ・・・うーん、言葉にするの難しいですね。音楽を言語で説明するためのボキャブラリーがまだまだ足りないようです。

  5. keiko

    こんにちは。
    「バッハしか聴く気になれない時」は多分「バッハしか弾く気になれない時」なんですよ(笑)。
    自己完結モードっていうのは・・・おそらくその時は他者にはたらきかけたい気持ちが少ない、嘆きかけるとか笑いかけるといった事よりも自分としてどうグルグル回って遊ぶか、みたいな・・って結局意味不明ですが。
    小さい頃、1人でグルグル回って目が回って倒れて1人大笑い、とかあるいはシュールな気持ちになっていたりしませんでしたか?(笑)そういう感じがします。
    楽譜の図柄?がきれいとかっていう感覚は、持つ人と持たない人に割と分れるみたいですね。
    理にかなった美しさというのが、又弾いていて気持ちよいというのは絶対あると思います。
    片やバッハはトランス、みたいな言われ方をする事もありますし。。。
    とにかく、奥深い音楽なんですよね〜(笑)
    と、喋りすぎました。バッハ、大いにハマってください^^

  6. kiryn

    keikoさん、こんばんは。
    自己完結モード、ものすごく集中していて、トランスしているようなかんじなのかなあ。プロならではの気迫を感じます。
    まあ、わたしはそこまで全然いってないです、はい。
    音符を一応なぞれるようになって、どういうふうに弾くかという解釈が入ってくると、そういう集中力もでてくるのかもしれません。
    >楽譜の図柄?がきれいとかっていう感覚は、持つ人と持たない人に割と分れるみたいですね。
    へぇ〜〜(と感心するばかり)。そういう分類ができるとは!
    でもバッハのは特別美しく見えますよ。
    >片やバッハはトランス、
    おもしろいですね!
    全然うまくいえないのですが、バッハの音楽は数学的に美しいとも思うのだけれど、個人的には、映画の一情景が浮かんだり、文学的な響きとも感じています。
    楽譜をみるかぎりは非常に実験的なものにみえるのですけれど。
    すいません、こちらも語りすぎました。しかも超個人的感覚話!
    あ、バッハが奥深いというのは、レッスンの先生も仰ってました。おもしろいですねぇ。
    指が自在に動けばいいんだけど、曲に聴こえるようになるまで、まだまだ時間がかかりそうです。

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