水出し

 この夏は、水出し珈琲、水出し紅茶、水出し麦茶、水出し烏龍茶をひたすら作っていた。熱湯で煮出すよりダンゼン美味しいと、すっかりはまってしまった。
 ただ、水出し珈琲は最初に作ろうとしたもののせいか、よく失敗した。珈琲のメルマガで教えてもらったように、水280CC、珈琲20gの分量をはかってペットボトルに入れ、8時間ほど冷蔵庫でねかせるということをやっていたのだけど、8時間もほっておくと、苦味のほうが強くでて、おいしいと思えなかった。何度かチャレンジして、ちょっと色は薄めなんだけど、5時間があたしにとってはベストかな?というあたりで落ち着いた。これはいわゆる水出し珈琲の「すっきりとしたのどごし」が楽しめて、すごくうれしかった。
 珈琲に飽きるとそのあとは、お茶を全部水出しにした。別に水出し専用のお茶でもなんでもなく、ふつうの麦茶パックとか烏龍茶パックを水に入れるだけ。普段に飲む水は、うちは悪名高い大阪の水なので、湯冷ましを使っている。水出し珈琲にはペットボトルの水を使っていた。そのほうがおいしいかなと思って。
 水出しはすぐにはできないけど、烏龍茶がきれいな金色になったころには、煮出すものより香りもよく、烏龍茶ってこんなにおいしかったっけ?と思えるほどだった。もう夏も終わりなんだけど、まだ当分、冷たいお茶は必須なので、水出し作業は続いている。
(Sunday, September 02, 2001)