時計

少しだけ息抜き。ヘッセの『メルヒェン』を読む。ヘッセの小説は寒い季節に読むのが気分的に合うような気がする。空気が冷たいほうが、物語のなかに入りこみやすいのかな。最初の短編「アウグストゥス」はよかった。次のも読みかけたけど、疲れがでて寝てしまう。続きはまた別の機会に。
近所のカステラ工場の壁には、学校にあるような時計がかかっている。いつのまにか時計がとまっていて、いつのまにかはずされていた。壁にぽっかり時計の跡がずっとついていたんだけど、今日新しいものがかけられているを見た。相変わらず甘い香りを辺りに漂わせてて、ここの傍を通るのは楽しみの一つ。時計がついて、なんとなくお色直しというところかしら。