有楽町日比谷地区、三信ビル保存プロジェクト

東京の日比谷公園近くにある三信ビルディング(昭和5年、1930年建立)が解体される予定にあるようです。
「まちから消える風景。その時間をもうすこし引き延ばしませんか」の文字とともに、
有楽町日比谷地区まちづくり提案
三信ビル保存プロジェクト

が始動しています。
Citta’Materiaのqazさんが中心になっておられます。
高層ビルがどんどん建てられているご時世ですが、ある古い建物に次世代に残すべき価値があると考える人たちが集まって、その建築物を残していくための行動を起こしています。こうした問題に関心のある方は、ぜひリンク先のサイトに飛んでみてください。
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(写真は上記サイトより引用させていただきました。)

有楽町日比谷地区、三信ビル保存プロジェクト」への3件のフィードバック

  1. nozaki

    kirynさん、こんにちは。
    すばらしい写真!
    パッサージュになってるんですね。かっこいい。
    天井なんかはバロック風??
    日本の洋風建築って改めて見てみると、不思議な感じです。
    ちなみにうちの親にきいてみたら、よく昔は用事で建物の中に入った。ハヤシライスを食べたなどと言っておりました。
    ヨーロッパだったら1930年の建物は、まだ現役バリバリで、中をうまく改装して使ってますが、取り壊しにならないといいですね。

  2. kiryn

    MAIさん、nozakiさん、こんにちは。
    ちょっと舌足らずの文章でした。反省のうえ、若干修正いたしました。写真はわたしが撮ったものではなくて、プロジェクトのサイトより引用してあります。サイトに飛ぶと、もっと三信ビルの写真が掲載されています。
    外観もそうだけど、内装もほんとにレトロなかんじです。ハヤシライス、とても似合いそう。
    >日本の洋風建築って改めて見てみると、不思議な感じです。
    例の『乱歩と東京』の題材になりそうな建物ですよね。
    >ヨーロッパだったら1930年の建物は、まだ現役
    そうなんですよねー。古い建物、日本はほんとに残さない国ですよね。東京は今バブルで、高層ビル・高層マンションがどんどこ建てられています。一にも二にも経済効率優先というかんじですよね。このビルの解体も決まっているようなんです。で、高層ビルが建つんだそうです。それをなんとか食い止められるような代替案を提出するいうのが、プロジェクトの内容なんですね。
    壊すんじゃなくて、なんとか時代に合うように建物を再生させていこうという主旨です。それがコモンセンスになれば、日本もちょっとはヨーロッパの都市感覚に近づくのかもしれませんね。そうでないと、ほんとに古き良き建築物は残っていきそうもないです。
    プロジェクトについては、できるだけ多くの人に知ってもらいたいので、記事にした次第です。

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