映画メモ「から騒ぎ」

 ケネス・ブラナー監督の「から騒ぎ」を見る。シェークスピア原作でさすがにプロットはおもしろいと思うのだけれど、こういう演劇的な映画ってどうもついていけない。タモリのミュージカル映画嫌いに通じるものがあるのか、舞台みたいな映画ってなんだかなあ・・・。イタリアでとっているのか、建物や空気感はヨーロッパ映画みたいなのだが、役者もその演技もとってもアメリカ的で、そのへんのちぐはぐ感にもなかなか慣れなかった。でも話はサクサク進むし、どんでん返しも見事だし、とにかくアッカルイ話だし、もう最後はどうでもよくなったです、ハイ。