misc」カテゴリーアーカイブ

サガン

 ジョゼつながりで、サガンの『一年ののち』と『すばらしい雲』を読む。最近はとっかかりがないと本を読まなくなった。人から勧められるか、芋づる式に手に取るかのどちらかで、手あたりしだい乱読するということがなくなった。
 で、サガンだけど、まちがって後者から読んだ。でも時系列的には『一年ののち』→『すばらしい雲』らしい。
 『すばらしい雲』のほうはなんかタルくて、あいかわらずサガンはよく分から〜んと思いながら読んだのだけど、そのあと、期待せずに手に取った『一年ののち』は意外によかった。登場人物それぞれのキャラが立っていたのと、複数出てくるカップリングの対比にメリハリが利いていたので、ストーリーと情景をヴィジュアル化しやすかったからだと思う。とくにジョゼとベルナールが醸し出す、詩的かつ文学的なアンニュイさはとてもよかった。ジョゼのジャックへの魅かれ方も悪くない。往年のヌーヴェル・バーグ的フランス映画ってかんじ。

ホットケーキ

 おなかが空いたのでホットケーキを焼くことにする。
 小麦粉カップ1、卵1個、牛乳適量、BP・バニラエッセンス少々を溶き混ぜて生地を作る。いざ焼く段階で、ホットプレートを出すのも面倒だし、油を使ってフライパンで焼くのはいやだなあと思ったので、テフロン加工の卵焼き用の鍋で焼くことにする。心持ち小さめに生地をたらして焼くと、思ったより簡単にできた。しかもホットプレートで焼くよりうまい具合に膨らんでくる。ガス火のせいかな。なんか回転焼きみたいになった。4個のミニ・ホットケーキを焼いて、蜂蜜とかプラムのコンポートを付け合せにする。
 適当に作ったホットケーキを並べて紅茶を入れて、遅まきのランチ。文庫本片手に読みながら食べていると、あっというまになくなっているのが不思議だ。

映画評&豆大福

 見た人もすでに多かろう『ジョゼと虎と魚たち』。あんまりひねったことも書けなくて、素直に、いい映画だったなあという感想。
 今日は久しぶりに街中の大型書店に立ち寄る。『ユリイカ』がドストエフスキー特集だったので、どうしようかな、と迷ったけどとりあえず買っておく。ジョジョ特集のほうが断然に売れてそうだけど。
 ついでに前に食べて味をしめたヴィタメールのプティフールを買おうとデパ地下に寄ったら、もう売っていなかった。売り切れたのか、季節限定だったのか。なかにアーモンドの香りのするクリームが入った小さなシュークリームで、チョコレートでコーティングしてあるものだった。美味しかったのになー。
 代わりに、和菓子やさんで豆大福を買う。このまえ京都出町柳のふたば屋さんの豆大福を食べて、なかなかパンチの効いた塩味と程よくのびる餅加減がすっごく美味しかった。餡もほんとに甘くない。そういうわけで、今、豆大福食べたいモードが少々上がり気味だったりする。でももう一度、ふたば屋さんのを食べたいー。

廃線跡

20071113-0268.jpg
20071113-0262.jpg
20071113-0260.jpg
20071113-0263.jpg
20071113-0269.jpg
秋晴れの一日。
お弁当をもって、渓流をみながら、
ススキをかき分けて、ひたすら歩く。

久しぶりの休日

お仕事一段落。とりあえず一段落。
とにかく部屋を片付けて、ちゃんと料理もして、秋の服とか買いに行って、本屋さんで時間をつぶして、お茶飲みながら本読んで、夏物の洗濯をして、アイロンがけして、人間らしい生活をするんだー、と一気にガマンしていたものが噴きだした。
さっそく本屋さんに行って、雑誌とかマンガとか買い込む。さらにDVD付きの骨盤エクササイズのヨガ本まで買う。自宅でヨガ、ものぐさなわたしには通うよりも合ってます・・・。
壊れたパン釜も、やっと販売元の会社に電話して、新しいパン釜を購入することにする。あと一週間ほどで届くって。結局ここのところ、がんばって朝食を米にしていた。それなりに楽しかった。でもおかずが切れると、ツライ。無理やりおかずをひねり出すのに、朝っぱら頭を使うのはしんどいよー。漬物とか納豆とかふりかけとか梅干とかヒジキの煮物とか、いろいろ常備したけど、なんか塩分摂りすぎなんでは・・・?
パン釜が届いたら、米食とパン食を交互にするようにしようかな。パン釜も、もうちょっと大事に使おう。
気がつくと、外は秋の気配。朝晩はめっきり冷え込んでいるけれど、昼間はまだまだ暑いくらい。でもすごく気持ちいい季節だ。自分なりの休日も二日ほどで終わりなので、今は頭をカラッポにして、この貴重な時間を有意義に使うんだ・・・。いやカラッポにすると有意義にならないのか? なんかよく分からなくなってきた・・・。

だし巻きたまご

生来器用なタイプではなく、どっちかという不器用なタイプ。そして不器用さの判断基準は、たまご焼きを美しく作れるかどうかというところだと思う。オムレツでもいいけど、やっぱりここは、たまご焼き。しかも出汁巻きといきたいものです。
最初はフライパンで作っていた。でもうまく作れない。安物のたまご焼き鍋を買ってみたけど、やっぱりうまく作れない。思い切って、テフロン加工の重厚なたまご焼き鍋を買った。道具って大事だなあと思ったのは、これではじめて箸でくるくる巻いていくのがすんなりいったとき。うまくまるまっていくたまご焼きは感動モノだ。それでも時折巻くのに失敗するので、やっぱり不器用だなあとため息をつくのだけれど。
たまご焼きはだしの味がしっかり利いて、甘みのあるのが好み。シラスを入れて巻くのもよし。居酒屋とかでもとりあえず注文する。だしの利いた甘いたまご焼きが好きというのは、関西人好みなのかな。でも東京の築地で注文したたまご焼きは、びっくりするほど甘かった。お寿司屋さんだから? 砂糖しかいれてないんでは?という味だったなあ。
あ、鰻巻きもいいね。デパ地下でときどき衝動買いしてしまう一品です。

パン焼き機が壊れた

パン焼き機が使えなくなった。ゴムパッキンの傷みが激しかったのを騙し騙し使ってきたけど、とうとうオシャカになってしまった! あまりのヘビロテゆえ? まだ10キロぐらい小麦粉残ってるのに〜。例によって、消耗品買い替えは高くつきそうだ・・・。
朝食べるパンがないから、スーパー・パンを買っているけど、なんだかなあ。
当分米食に切り替えて、朝から米を食べようか。でもパン食だと、毎朝同じメニューなので寝起きのぼーっとした頭でも用意できるけど、米だとおかずを何にすればいいのか、考えなくてはいけないのがツライ。朝食メニューは長年習慣化していただけに、頭使ってなかったもんね、、。

かぼちゃのチーズケーキ

 夏の暑さが和らぐと、とたんにケーキのレシピなどを見ている自分がいる。夏はあれほど食べる気がなかったのに。レシピをみていると、なんとなく作りたくなって、冷蔵庫をみるとたまたま材料がそろっていて、でもやっぱり材料足らないのもあるし、そんなことしている暇があるのかと悩んでいたけど、気がついたらかぼちゃのチーズケーキを作っていた。いや、たまたま冷蔵庫にかぼちゃが半分残っていたので・・・。 でも裏ごしとかめんどくさくて、ちょっと後悔した。
 ケーキは半分成功、半分失敗。チーズケーキの部分はおいしかったけど(ほんのり黄色くて、かぼちゃの味)、土台のクッキー生地の部分がポロポロになって崩れてしまった。バタの量が足らなかったのかな、、、まーいっかー。次がんばろ次。

来年のスケジュール帳

急激に寒くなって、朝からくしゃみがとまらない。何かにアレルギー反応しているみたい。
そろそろ来年1月以降の予定も書き込む必要がでてきているのに、スケジュール帳が年内までの分しかなくて、なんとも使い勝手が悪くなってきた。一年分のスケジュール帳だと、毎年同じ悩みに悩まされているなあ。
今回は、もういちどバインダー式を復活させることにして、リーフ入替式に戻すことにする。といっても、使えるのは12月からなので、当分はお蔵入り。
マンスリー型とかウィークリー型とか、縦書きバージョンとか横書きバージョンとか、いろいろ試しているけれど、どれも帯に短し襷に長しというかんじだ。

夏のデザート

夏のデザートの定番は、冷たくてのど越しのいいもの。バタも卵もいりませぬ。ひたすらわらびもちやかき氷、白玉団子や寒天ゼリーを作ってしまう。
かき氷は、宇治抹茶の蜜と小豆の粒あんを合わせて食べるのが美味しい。白くつもった氷に染みとおっていく抹茶の蜜は、暗く濃い緑色で渋すぎるくらいだけど、お茶の香りが甘さを抑えていて気に入っている。
わらびもちは簡単なのでお昼に作って冷蔵庫で冷やして、夜、きなこと粉砂糖をまぶして食べる。あっというまに一袋使い切ってしまう。白濁した水が一瞬で半透明のゲル状になる瞬間は、やみつきになる。このまえ吉野葛も買ったので、葛でも作ってみよう。
白玉団子は、とうふと合わせてこねてみた。普通に水でこねるよりも食感がよくなるような? でも沸騰したお湯から救い上げる時間とかも関係するのかも。これも冷やしてきなことあわせたり、粒あんとあわせたり。できるだけ小さく、丸く、そして可愛らしく作ってあげたいお団子です。