哀悼

 レスリー・チャンの映画をちゃんと観たくて、まだ観ていないという理由で「上海グランド」を観た。ま、エンタメなので、どんどんハデにやってくれい、というかんじだったのですが、個人的気分的にはレスリーに浸りたかったわけですよ。そういう意味では、ちょーっとチガウかなー、ま、イタシカタナイ。
 レスリーは「ブエノスアイレス」のウィンが一番印象に残っている。このウィンというのが、ワガママで勝手なくせに頼りなくて放っておけないヤツで、この役をやったレスリーは、もともとそういう素質がなければいくら役者とはいえそんな色気は出せないのではないか?と思わせるほどだった。
 なんか切ないなあ。嗚呼レスリー。

哀悼」への2件のフィードバック

  1. nozaki

    レスリー・チャンの追悼で今月は何本か上映されますが、今夜は『欲望の翼』と『ブエノスアイレス』を見てきました。前に見たときはウォン・カーウェイの映画として見ていたから、今回はちょっと見方が違いましたけれど。『欲望の翼』のレスリーは、若くて美しい、けれど、すでに退廃的な雰囲気が漂っていますね。彼の俳優としての本質がすべて映し出されてしまったようで、可哀相な映画でもあります。

  2. kiryn

    ああそうか、「欲望の翼」がありましたね。多分これ観てないなあ。そんな退廃的なレスリーの印象が残ってないから。「ブエノスアイレス」よりも退廃的なかんじなのかな。あのダンスシーンはとても好きなのですが・・・。追悼のときは、「欲望の翼」を狙おう。
    「覇王別姫」もまた彼の代表作ですよね。観るのが結構しんどい映画なので、観なおす気分には、なかなかなれないのですが、いい役をしていたと思います。

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