パン

 図書館から年末に借りてきた本に『エキゾチックなパン』がある。「エキゾチックなパン」とは!? なんだこの妖しげなタイトルは? どんなパンなのか想像もつかない。期待して中身をみると、シリアとかレバノンとかイスラエルとかレバノンとかヨルダンとかチュニジアとか、さらにトルコとかエジプトとかインドとか中国とか、果てはメキシコ、ブラジルのパンが紹介されているのでした。ようするに「オリエント」→「エキゾチック」という連想ですか? 
 ま、タイトルのボケ振りはともかく、中身はおもしろい! 「ホブス」とか「アライス」とか「エイシ」とか聞いたことのないパンの名前がいっぱい。「ベーグル」はもちろん知っているけど、アメリカのユーディッシュ由来のベーグルではなく、「エルサレムで売られているパン」として紹介されている。おもしろい〜。全体的に平たくて丸いパンが多いようだ。メソポタミア発祥のパンは、もともと無発酵で平らなものだったらしく、その辺が関係しているのかな。
 この本みていると作ってみたくて仕方がない。で、年末の買出しのときに、さっそく強力粉と全粒粉とドライイーストを買い込んだ。でもまだ作ってないの〜。このまま返却期限がきそう。