「ドッグヴィル」のつづき(仮設)

下のところで、「ドッグヴィル」論が異様に長くなってて、ちょっとコワイので(コメント数自体は少ないんだけど)、こちらに新しく移動します。ま、コメントがなければこの欄は消しますので、仮設ログとでも名づけましょう。

「ドッグヴィル」のつづき(仮設)」への3件のフィードバック

  1. 岡田

    kirynさん、仮説ログ設置ありがとうございます。
    kirynさんの最新レス読んで、とてもとても納得しました。
    「倫理」と「論理」を微妙に読み間違えていたようです。反省。
    なるほど、グレースの最後の判断に至る論理は、ボスに抗う形で現れたもので、二元論的に発生したものであるという考えはかなり納得できます。そして二元論的に発生する論理というのが、窮屈で息苦しく、思わしくない要素を引き連れやすいものであるという事実も歴史的に考え、僕もそう思います。
    結局なにかの論理に反抗して出てきた思想のようなものは、そのものの「裏」でしかなくて、表裏一体でそれ自体を越えるのは難しいということですよね。例えがおかしいかもしれませんが、学校という制度に不満があって、教師に反発する形でいわゆる不良行為に走ってしまう学生というのは、結局その制度自体を変える力を有しないし、自分たち自身も社会的に不利益を生じるような立場へ嵌っていってしまう。かと言って学生のような立場な人間がその制度に立ち向かうことは困難なことであり、不良と呼ばれる行為にもいろいろあって、それがその人本人の将来にプラスに作用する場合もあるのですけどね。
    うーん、話がとても脱線してしまったような気がしますが、kirynさんのいう、グレースの思考回路を支配している二元論的な縛りはよくわかるし、そこを脱することでなにか他の可能性を考えることができる、ということも僕もそう思います。
    なんかこういう突き抜けた考えかたが聞けて、議論した甲斐があったと思います。
    LVT(ラース・フォン・トリアー、こう表記するとなんかかっこいい)は「ドッグヴィル」をアメリカ3部作の序章と考えていて、パート2は、キッドマンスケジュールの都合上降りたみたいですが(ほんとかな)、同じ手法(あのセットで)で、「ドッグヴィル」のあれから数日後、数日間を描いたもののようです。
    kirynさんがいうように、グレースの論理がどうシフトしていくのか、LVTがどう落とし前つけていくのか非常に楽しみですね。

  2. kiryn

    どうやら仮設ログではなくなったようですね^^
    学校制度と不良って例え、笑えますねー。ま、ぶっちゃけていえば、パパとグレースの関係はそういうことか。
    こちらこそ、岡田さんの意見をきけて楽しかったです。モノローグではこんなとこまで頭を使ったりしないよね。やっぱダイアローグは大切です。ぎゅぎゅーと煮詰まったログになったので、あとで映画のところに移すときに、ここの記事も転用させてくださいね。
    LVT(たしかにかっこいい、よすぎる、誰?てかんじ)の三部作って、これから作られるんですね。そうか、ちゃんと続きがあるんだ。てっきりビョークのが三部作の一部かと思ってましたよ(あれ?じゃあ、トリアーに対する「おまえアメリカにきたことないくせに」って批判はなんできたの?)。とにかく期待して待っていていいってことよね。いつも情報ありがとー! 

  3. 岡田

    もちろん、転用どんどんしてください。kiryiさんのレビューに厚みがでるのでしたら、ファン第一号のわたくし、喜んで協力させていただきます。ありがたき幸せ(笑)。
    あれ、ビヨークがアメリカ三部作の一部になってるのかしら。すいません、それは不確かです。でも「ドッグヴィル」の続きはもう制作に入ってるようなので、問題がなければ観られますよ♪「ロスト・イン・ラマンチャ」みたくならなきゃいいけど(笑)。
    こちらこそ充実したダイアローグ、ありがとうございました。また機会があったらお願いします。ではでは〜。

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