一ヶ月ぶりのレッスンだった。
練習あまりできていないし、すぐにプロ級に弾きこなせるわけでもないので、モタモタつまづきながらのお披露目だったけど、まあ先生のほうは、そういう生徒には慣れているよね。
でもすっごく楽しいのです。とくにバッハの楽譜の見方のようなものを教えてもらえるところが。独りで練習しているだけでは気がつかないようなことがとにかく多い。
二声のインヴェンションですら、気がつくと「単に音を追っているだけ」になるわたしに、主旋律とそのヴァリエーションがどう展開しているかを説明してくれるし、トッカータとフーガに関しては、「これ四声ですよ」とサラッといわれてしまった。ぜんぜん分からなかった・・・というか、そういうことを分析する目がなくて、音符を追っているだけなんだなあとあらためて思った。
しかし、二声ですらモタつくわたしに四声なんてできるんでしょーか!? 三声通り越してどうするんだ! 先生は「大丈夫ですよ〜」とこれまたサラッといってくださるのだが・・・。生徒が無謀なことをしようとしてたら、先生ちゃんと止めてくれるのでしょーか??
バッハの譜面は一見かんたんそうに見えたんだけどなあ。ブラームスとかショパンとかラヴェルとかのほうが、譜面が難しいそうなんだもの。でも何を難しいと感じるかも、師曰く「人による」のだそうです。そういうものなのか。
バッハに関しては、本人がどういうつもりで作曲したのか情報が少ないらしい。だから解釈も多様になるようで、聖書の物語をイメージしたりとかもアリのよう。ポリフォニーになっているのも聖書のなかの対話などをイメージすると深みがでますよね、といわれて、そんなこと考えたこともなかったわたしはますますバッハにハマりそうです。でもいったいいつになったら一曲仕上げることができるのか、気が遠くなりそうです。
こんにちは。
何だか、記事を読んでいい先生だなあ〜!って思いました。今まで何人もの先生についてきましたが、意外ときちんと説明出来る先生はいなかったんですよね。。。なので、kirinさんは、ラッキーか、先生を選ぶ選定眼が鋭かったのかもですね!
個人的にはバッハは、何だか弾いてる人の性格が如実に表れるような気がしてます。でもイメージするものによって(聖書とか)自分の違う側面が引き出されて演奏が変わったり
するのかなーなんて記事読みながら考えました。
何か、この記事ためになりましたー(笑)
Keikoさん、こんばんは。
わたしも先生のことがすっかり好きになってます。
今、月一のレッスンなんですが、時間が許せば毎週にでもしてみたい・・・!
なんというか、ピアノの先生として片手間じゃなく、本気で取り組んでおられるかんじです。
いい先生に出会えました。
ピアノ教室としては小さな子どもたちを教えるというのがメインでしょうから、大人相手だと先生のほうも(別の)やりがいを感じていただけているようです。そんな風にいわれると、うれしくてついつい練習もがんばってしまいますよ。お調子者なもので。
バッハにしろ他の作曲家にしろ、弾き手の性格とか相性とかあるかもしれませんねー。トッカータとフーガのEmollという曲を練習しているのですが、最後の章が、前にKeikoさんが言っておられたような「トランス状態」っぽい感じで、ちょっと楽しみなのです! あれ絶対トランスすると思う!
・・・まだそこまでいってませんけど〜××
kirinさん、こんにちは。またきました。
私も実は今ピアノを教えているんですが、こどもはこどもで可愛かったり反応が新鮮だったりする反面、大人の方が相手だと話が通じるという事や(笑)、或いはこどもにつきもものの”ならわされている”感が無くて大人ならではの感動や興味などがひしひしと伝わってくるのがやりがいになりますね。
ただし私の場合、まだバッハなどを教えられるレベルではないのですが(苦笑)。。。でもいづれそうなりたいなと思います。なのでkirinさんの先生のお話は良い刺激になりました。
バッハ、トッカータのE-mollは「真夜中のピアニスト」という映画で使われていて惚れ込んで私も弾いていますが、難しいですよね!でも確かにトランスな魅力を持っていますよね〜。いやーほんと。
この映画は(ご存知かもしれませんが)「マッド・フィンガーズ」という映画のリメイクで、どちらにもテーマにこの曲が使われていて、でも演奏の感じは2つとも違っていて両方イイ!ので、もしもご覧になっていなければ是非是非。。。
とピアノの話になると、ベラベラ長々と喋ってしまいました。すみません。
では練習頑張りましょうー^^
Keikoさん、映画情報うれしーです!vvv
「真夜中のピアニスト」と「マッド・フィンガーズ」ですね。どっちも見てないです。しかもEmollが使われているんですかー。けっこう有名な曲だったんだ。かっこいい曲ですよね。あの第二楽章にただいま四苦八苦しております。
考えてみると、映画に使われている音楽に注意をはらえるほど造詣も深くないんで、これからちょっと気をつけたいですね。
いや造詣どころか無知かも。
「主よ人の望みの喜びよ」を含め、これ級の有名曲も、「え?これバッハだったの?」みたいなのを最近くり返してますから。
>こどもにつきもものの”ならわされている”感
ありそーですねーそれは^^
うちの先生はそういや、小学生高学年くらいの子どもに「インヴェンション」教えてみたいけど、なかなかそこまでいきません、みたいなことを仰ってました。オトナですみません〜ですけど、小学生でインベンションか〜・・・子どもならでは教えがいというのもあるのかな。
あ、練習しなきゃ、ですね。今日こそは。